2021年7月8日木曜日

『令和2年中における自殺の状況』でわかる日本人の中にある苦悩 #防止策イベント2021


 こんにちは!

 「子ども虐待防止策イベント in 東京都下 2021」
を開催する団体名パワチル都下になりました。

 そのパワチル都下のイベントディレクター・加藤クミ子です♪

 今日も張り切って、保育士・カウンセラー・発達支援ファシリテーター✙56歳の虐待サバイバーとして、記事書いていきます(*^^)v💕


日本の若者の死因の1位は自殺
年間の自殺者数は2万人超
現在のひきこもり人口は、中高年だけで60万人超

 加藤が長年どうしても食い止めたい、限りなくゼロに近づけたいと思い、賛同者協力者ともに集めている部分のお話をしますね。
 子ども虐待と、切っても切れない大切なお話です。



 20代および10代で上昇しているのは、ニュース等で既にご存知かと思います。
 みなさま、どのようにお感じでしょうか。

 自殺者が必ずしもひきこもりであったとは言えません。
 社会生活を送る途中で「もうダメだ」と思うこともありますね。

 ひきこもりの状態の方は、心の調整を行っても回復できないまま、自殺を選ぶこともある。
 調査に上がっている数字は、氷山の一角。
 実際には、この何倍もの人たちが苦しんでいます。

 これだけ多くの人が、なぜ、自死を選ばないといけない状況にまでなったのか。
 改めて考えたことがある人は、どれくらいいるでしょうか。

加藤がこんなことを思ったきっかけ

  • 無理解の中で生きてきた発達障害の我が子の不登校・ひきこもり
 継続的に追い詰められた環境の中で、自らの苦しみを他者に向けて表現する術を知らず、解消もできず、がんじがらめでいる人を否定・非難する人もたくさん見てきました。
 自分が理解できないことはすぐ「排除」では、何も解決されませんね。

 すべては『原因があって結果がある』と考えます。
 原因を追究し、目標設定することで、すべてをまるっと解決には至らなくとも、少なくとも寄り添うことに繋がるのではないでしょうか。

 私、加藤は、無理解の中で生きてきた発達障害の我が子の不登校に際し、「こんなに我が子を理解しようとする親はいないでしょ」的な考えで共感するような言葉を並べた末に、結果的に言葉で追い詰め、家庭内暴力暴言自傷を引き出し、毎日警察を呼び救急車を呼び、どうにもならない状況に子の将来を勝手に絶望し、「このままじゃこの子を社会に送り出すことはできない」という勝手な思い込みで、心中を真剣に考えていたことがありました。

 今では、ふたりで穏やかな生活を手に入れているので、今はその状況を冷静に考えられる状態になりました。
 ですが、様々な社会資源の無理解の中で追い詰められる親子って多いのではないでしょうか

無理解の原因の一つとして

 原因の一つに挙げられるのは、古くから家制と呼ばれていたものが、家父長制へと移行したこと。
 あの辺から、「家の長たるものは。男はこうあるべき。従って女はこうあるべき。子どもは親の言うことを聞かなければならない。べきねばちゃんと」の思想が、約70年前にできた児童福祉法等の子どもに関する法律に後押しされる状態で、日本人の中に刷り込まれていきましたね。

 将来経済の歯車の中にはめ込まれ、回していくために、子どもは一律に育てなければならない。
 学校教育の中では軍隊を育てるような思想が未だにごく普通で、一律にならない子どもは「腐ったみかん」と呼ばれたり、障害児として隔離されたり、やがて生きづらさを抱えて他の人と一緒の考えや行動ができない。

 たとえば、我が子の障害の理解を求めたり、障害者が権利を主張したり、社会との軋轢を感じる中で、「死にたい」と言ってみたり、やむを得ず罪を犯してみたり、うつ病などの精神疾患を抱えたり、すると、おかしい人呼ばわりされる。
 排除の方向に向く。

 そういうのを優性思想というのではと思っていますが、刷り込みによるそういう思想が蔓延していて、声が大きいので、小さい声の人は潰されていってしまうのではと考えています。
 それがあるからこそのモラハラ性の強い方が幅をきかし、支配している。そのように見えて仕方がありません。

 これに対して「おかしくないですか?」と声をあげると、排除の動きがあります。
 このことが原因のモラハラによるパワハラ、いじめ、DV、虐待等々が起こり、それによって虐待死、自殺、犯罪、うつ病等の精神疾患を抱える、精神障害者として手帳を持ち生活をする、寝たきりになる、心の健康寿命が明らかに少ない、若しくは無いまま一生を終えなければならない等々の現状を身をもって知りました。

 多くの人が同じ現状にいると知った以上、自分が穏やかに暮らせるようになったからと言って、同じように苦しむ人たちを黙って見過ごすことはできません。
 黙って見過ごす。
 それは、加害しているのと同じことですものね

どんな未来が欲しい?

  • 自分の想いや世界観を大切にできる社会へ
 誰にも否定非難されることのない自分を自由に発信していける世の中であれば、人は自然に誰かを否定非難しない大切にしようという想いが芽生えると思います。
 パワチル東京・代表のそらさんが言うように、「おしょうゆ貸して~」「いいよ~うちも無い時は貸してね~」の世界が実現できるのかなと。
 なぁなぁではない、様々な苦しみを知っているからこその「おしょうゆ貸して」の世界。

じゃあ私たちはまずどこを目標にする?

  • 家父長制による優性思想の排除
  • 子どもの権利を考えた抜け目のない法律制定

 「子どもの権利を考えた抜け目のない法律設定」ですが、これまで実は子どもを大事に考えて来なかった日本人の刷り込みにより、見えなかったものがありました。
何が子ども虐待にあたるの?

 たったひとりの子どもの想いや世界観、そしてニーズ。これを家父長制の中では聴かない、無視する、否定する、非難する、決めつける、押し付ける等々がありましたが、こういうことが虐待にあたります。

 これまでの子育ての歴史の中での「しつけ」ですね。
 それはもう、要りません。

 「親(支援者)目線の子育て」ではなく「子ども目線の子育て」ですね。
 なので、学校教育の中では「一律に育てる」自体が虐待なので、学校に関する法律や制度、仕組みもガラッと変える必要があります。

 また、親権制度については、特に虐待死を防ぐために「親権シェア」「親権フリー」という考え方が子どもの権利を考えた時に必要と思います。

 現行法の単独親権や、現在叫ばれている共同親権にはない、子どもの権利をおとなが守っていくスタンスの考え方です。

 単独親権や共同親権ではその子を産んだ親にだけ親権が与えられ、親の負担が非常に大きいですが、親権フリー親権シェアでは、親権者が適切な養育をしていない場合に、第三者委員会のように親権シェアの権利を持った人が、助言をすることもできるし、親権者の負担を減らせます

 子どもが「もうこの親権者では自分の心と体の健康を保つことができない」と判断した場合に、チェンジ!!」と言った瞬間にその場の親権者は権利が無くなります
 これで虐待死も防ぐことが可能です。

 この親権フリーの話を聴いた時、私も「チェンジ!!って言ってみたかったー!」と思いました。
 私も虐待サバイバーですので♪

それぞれのお立場でできる活動がありそうですか?

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